暑くて、思考は偏り気味、今日は先生が和らいだ気がして嬉しかった。

 


やや無理をして先生のクラスに入った、始めの方少し緊張したような表情に見えた先生。心なしかわたしと目が合わなかったり、冗談が上滑りしていたりした。

算数は調子の悪い子が声を荒げるのをなだめたり、不登校気味になっている子が途中から来たのをフォローしたり、最後の最後で固まってしまった子をなだめてなんとか動かして、後ろから誰かが抱きついてきたと思ったら女の子がそうしていて、出ていくにもなかなか女子たちの足止めを食らっていたりと、お役に立てたつもりではあるんだけど、出ていく時は結局こちらを見なかった。

 


図工ではだんだんリラックスしていく先生。ボールを投げるそぶりをしたりして。一瞬どっか行ったのなんだったんだろう。どういうわけか、徐々に元気になっていったみたいだった。わたし何の謙遜もなく特になにもしてなかったんだけどな。いつも通り、は確かに意識的に心がけてたけど。

子どもへの返しが前と微妙に違う先生。ワッと怒らないようにしてるんだろうな、というのは感じる。先生のフワッとした返しがなかなか慣れなくて新鮮だった。

 


終わりまでには随分距離も近づいた感があって、隣にしばらく立ってたんだけど、給食の前の1年生の子が失礼があった話をした。

もしかしたら先生にすごく響いたのか、帰りちょっと追い気味に教室を出てきてくれたのだけど、わたしも子どもに話しかけられたり、たぶんトイレですれ違ったりでそれきり見ずに帰った。

図工の帰りの会後回しは、なんだかわたしのためのような気もしたけど、6限はどのみち入れなかった。

 


明日はいってらっしゃいとかおかえりを言いたいな。