いったいどうしたんだ、というぐらい後追いのある宮本くん。

まだまだ元気が出ないのはそうなんだろうな。

なんか、職員室の先生方も微妙な雰囲気だ。

今居づらかったりするのかなぁ。先生方には卑下されて、保護者からは調子づいてるように見られて。

なぜかわたしも先生とすれ違うことが多くて、わたしも距離をとってるなんて勘違いされるだろうか。

というよりは自分からいかないように作戦だったんだけど、今日はなんだかそれどころじゃなかったというか。

 


算数、調子よく進めてたと思ったんだけど、結構急に怒ったというか、それだけ一生懸命なんだろうな、しばらく怒るの堪えてたからとかだろうか、強めに怒ったのでいろいろと大丈夫かなと思ってたんだけど、当の怒られた子は意外と静かに説教を受け入れてたというか、本人には伝わったようだった。

授業後、休み時間はお互いのため息抜きにしようと思っているので、そそくさと職員室に帰っていたら、先生が入ってきて、話しかけに来たのだ。

少し参った顔をした先生、わたしの机まで来て、弱音みたいなのを吐き始めるので、なるべく言い切るまで待って、でもどっか行ってしまわないうちに、ババっと、あの子は納得してたと思いますと言って励ましたつもり。あのやろ〜などと悪態をついて、わたしの机を回って帰っていく先生。わたしにわざわざ話しかけにきたのか、あの可愛い生き物はなんだ。でも背の高い大きな男の人に頼られることは結構迫力があり、いつもタジタジになってしまう。全てを受け止めきれない、などとわたしも無責任に思ったりする。先生は意外と重たい方なのか。

 


4限目が終わったので声をかけたら、白目をむいておどけた先生、割と元気だとわたしも笑えた。かわいい〜。先生の白目、面白いから好き。

たんけんのメモが、全体がとれてないということで、今度まとめようかなと言ったので頷いた。

 


掃除中などにも感じる後追い。

内科検診へ向かった後にも若干感じた。

先生を正しい方へ導かなくちゃあ。

年上の責任だなと思うのだ。

 


机の上に、あげたかりんとうがまだ開封されず置いてあった。もしかしてとっておいてくれてるのかなぁ。

明日は音楽だ。こんなハラハラする支援はない。