今まで検索しなかったのが不思議なほど、いろいろ先生の過去を見て、なんていうか、夢が覚めたというか。ショックなどは全然受けず、ただただ現実が見えたというか、本当わたしが感じたのは何だったんだろう、僅かな気まぐれか。

他の先生方と同じように、ちょっとバカにしてやりたいような気もしてきたり、夏休み明けは何事もなかったように、先生のクラスに入ることもなく、楽しく学校生活を送ろうかなと思ったりもする。本来の楽しかった学校。あなたがいるから学校がうまく回らないって。夏休みの始めに知れてよかった。

眞子さまみたい。そんなに美人じゃなかった。

 


感覚としては、やっぱり失恋に近いんだけど、朝起きて一番に思ったのは、先生が今年になって嶺南の思い出づくりを始めたのは、前の人に遠慮していたのだなぁと思った。会いたくないのか会いたくないだろうなのか知らないけど、きっと去年まで近くにいたのだろうなと。

その距離でどうして別れることになったか知る由もないけど、なんだか、わたしはやっと自分のことを考えられそうだった。