今日はよくない日だった。
お金をはたいたラノリンもスルー、先生の指はだいたいきれいに治っていたし、必要性を感じなかったのかもしれない。
それに対する執着も見せつけてくるようだった。それでもう好きにしたらええわとキレスイッチが入り、ムキになってKくんに構ったり、支援に居座ったりしていた。大嫌い。昨日は4時に目が覚めて、一晩中思っていたのに。大嫌い。
2年生の子はかわいいから可愛がってあげるけど、もう先生には構ってあげない。なんだよ、構わないとあんな肩すかしされたみたいな顔するのに。なんだよ。今後一切関わらないでくれ。保健室登校をまた増やしたらいいさ。
明日支援避けようかな。
走るのをやめてまたちょっとずつ太ってきたので、お酢を飲むのを再開したのだけど、やっぱり効き目があって、ちょっと体重増加が落ち着いてきたり、顔がすっきりしたりした。でもなんだか体がぎすぎすに見えたりするので、ぼちぼちやめようかなというところ。
かなり客観的に見て、今日はいいこともあったはずなのだ。
松ぼっくりを拾いに行ったのはいいことだったか?それも見ていた。
わたしクイズは?
一緒にいた時の緊急の放送は。
DVDを観たのは。
でもどれも、なんだかわたしがない。
付箋はずっと忘れられてたんじゃないか。
しかもどっちでもよかったのか。
わたしはもう随分前から先生に必要じゃないと思われている気がする。
わたしの入らせてもらってるという表現が悪いのかな。明日の2限はやっぱりやめようかな。それがいれば大丈夫ならいいじゃない。
わたしがコミュニケーションをとった方が、子どもたちが元気になることが先生にとって嫌なことなら、わたしから距離をとるべきなのかもしれない。
ああ。むかつく。
嫌い嫌い大嫌い。
今までなだめていた感情が、溢れてきて先生に全てぶつけそうだ。
堪忍袋の緒が切れたというやつなのだろうか。
だから、怒りをぶつけてしまうのは嫌だから、スルーだ。ドスルー。ちょっと一言言おうかなという嫌味も、全て忘れてしまえばいい。無視だ、無視。明日の2限目に入りませんっていう宣言をして、それだけで、教室を去るのだ。それはもう爽やかに。宣言もしないでおこうかな。その後謝ることもしない。宮本くんは何も言わないもの。わたしに。感謝も何も。
そんなふうにできたらいいのに。てわたしはやるタイプだけど。何かこの感情を仕返ししたい。この感情とはたぶん突き詰めていくと嫉妬なのだ。
わたしの善意のスルーからの、だから。
悪意があることならそれなりに報復しないといけない。