今日もなんだか変な日。

 


3限音楽しかなかったけど、その時間を楽しもうと思っていた。

 


事前にタイミングが合って、でもただ朝の挨拶ができたに過ぎないんだけど、珍しい1限後にトイレに行った先生と教室に戻るタイミングが一緒になって、後ろからおはようございますと声をかけてくれた先生。話題に困って調子はどうですかと曖昧な問いかけをしてしまった。Kですか、というので、皆の調子を聞いたつもりだったんだけど、皆の調子を聞くなんて偉そうだと思ったし、まぁ主にKくんだよなと思って、そうですねと返すと、しばらく時間を置いて、まぁぼちぼちですね、と答えた。まぁ昨日からの調子が続いてるんだろうな、Kくんも、先生も。ぐらいに思っていた。

 


音楽はKくんが来なくて、だいぶやられてるんだろうなーと思いつつ、先生の感覚を信じるしかないので、先生の意向の方を大事にした。特に22日までは。

なんとか音楽室内にいさせたり、Sくんを見たり、別のSくんを見たり、先生が3拍子の方をお願いしますというのを、2拍子の中の3拍子は無いわ先生とか突っ込みながらリズム打ちをがんばったり、先生が1人で吹くピアニカは上手なのに合わせると止まりだすので、人と音楽合わせるのって難しいよねと同調しつつ、合わせてタンバリンを叩くのをがんばった。まぁ先生はKくんを捕まえつつ、音楽も皆ちゃんと楽しんだんじゃないかなというぐらい皆それぞれにがんばっていたと思う。合奏もうまくいって、次のゲストがある体育の授業のために、早めに終わって準備万端で臨もうとする先生をサポートしようと、窓を早めに閉めたり黒板を消して、というところで先生が、ほんとまる先生がいてくださるおかげでみたいな感謝を口にし、突然のお礼にいえいえ全然です、とただの反射で謙遜していると、女の子が寄ってきて、宮本先生とまる先生ラブラブだ、と耳打ちしてきた。

えっ、今までの流れのどこが⁉︎というのが率直な感想で、え、そう?そう見えた?ぐらいしか返せなかったのだけど、ほんとにどこに感じたのだろうか。出ていく時にももう一度耳打ちされて、ラブラブだ、と言われた。

しばらくなんだか、そう指摘されて否定したいような、変な気持ちだった。わたしのあまのじゃくが発症してたのだろうか。もっと言ってくれ、とか、その調子でそれにも吹聴してくれ、とか、わたしは至っていつもの通りだったつもりなんだけど、先生サイドが何だか熱っぽかったという話だろうか、とか、先生にもそう伝えたりするのだろうか、とか、でも女の子に深追いはするわけにはいかず、あんまりどの辺が?と嬉しそうに追求する怪しい大人にはなりたくなかったので、自然に振る舞った2人の感じがそう感じたという話ならそのままそっとしておこうと思ったのだ。

 


どちらかというと、今までのわたしのキャイキャイしてる日とか、子どもたちの視線に構わず結構大胆なことをしていた時に言われるなら仕方ない、むしろ言われにいこうとしていたところがあった。でも今日は、ほんと22日向けバージョンというか、全面的に先生のサポート、という姿勢が先生に伝わり、子どもたちにも伝わったのかもしれない。または今までの蓄積が今日確信に変わったのか。