今日は3限目の音楽。

特に予告もたぶんないまま、来週月曜を迎えることになりそうだ。その授業の不安みたいなのがあるのか、今日の音楽が楽しくなかっただろうかなんて終わりにこぼした。わたしは先生といれて楽しかったので、えっ、ううん、と否定してから、みんな一生懸命テストを受けてたと言った。山のポルカという曲、ちょっと時間空いちゃったから、と先生は言い訳をした。言い訳なんて珍しい、と思いつつ、なぜ教室でリズム打ちを2回ほど挟んだんだろう、音楽室はこれまでもたぶん普通に使えてたけど、鼓隊の楽器が置いてあるとでも思ってたんだろうか。

なんだか悪い気がしたので、来週月曜とかずらしますか、とお伺いしたけどいいです、というように首を振った。来週月曜でどうやら確定のようだ。

音楽室は子どもたちは珍しくさっさと退散しており、晴れた日差しの中、カーテンを開けたり窓を閉めたりしていたら先生と2人きりになっていた。わたしは窓を閉めるという大義名分があるので、堂々と残っていたし先生はKくんの道具を片づけて持っていこうとしていた。そこで話していたのだったけど、最後の窓を閉めようとカーテンに向かったあたりで、先生は行ってしまった。閉めて帰ると、階段にKくんがいた。先生も声をかけたのだろうか。わたしと連れだって教室に戻った。

 


先生がわたしに抱いている感情はなんなんだろう、恋愛のような、敵対のような、なんにも思ってないような。たぶん感覚として全部感じたことある。