今日は予想以上の予想通りというか、期待していないことと期待していたことが交錯していて対応の遅いわたしはしばらく混乱していた。

 


朝、何気にスマホを見たら先生から3つラインが入っていて、軽くびっくり、見るとお願いごとのようだったので、開いて返すことにした。

頭を回転させて返事したが、18時現在も開かれていないのは想定内である。

 


朝、国語の授業に入ると、引き続きお手紙の授業。説明にわたしを引用し、わたしの好きな、下の名前を連呼してくれる先生。

まる(フルネーム、ちゃんとつにてんてん)先生

子ども思い

すてきなピアノをひいてくれた

と書いてくれた。

先生はいつも正確にわたしの名前を呼んだり書いたりしてくれる。

その間、誰か先生にも書くって言ったような、みんなの、わたしに書いてくれようとする声に耳を傾けたり、つまづいてる子の支援をしないとと思ったり、先生のリアクションも気になったり、とそわそわした1時間だった。

 


さて4時間目までわりと忙しくて、早めに教室には行ったつもりだけどそこそこになってしまった。それでもチャイム前までには入ったけど、特に打ち合わせるでもなく、連れていく時にタイマーを渡され、それを持つわたしの手を先生の手が包んだ。それが今日のハイライトです。

 


電話をしろという先生に喜んで電話し、そっけなく応対されるのも想定内さ。

 


給食の時、お礼を言ってくれた。

卒業式の準備は、離れて見るばかりだった。

先生も少しわたしを見てくれたような気がする。

 


夜にラインが返ってきた。

それに返したら珍しく今日のうちに疑問形で返ってきたので、また返してみた。

先生が最後っていうと寂しいって送ったのだ。

例によって返事なんてなくてもいいのさ。

あったら困るというか。

ないと思うから送れるのであって。

いつか何かの形で、返してもらえたらもらえば。

 


そうだ、今日のハイライトは、ホワイトデーのお返しがないことだったのだ。