35週に突入!

あと1週間で退院!

なんて書いてるのは、他人の点滴の交換音に起こされた夜中1時だったりするのだけど。

お腹すいてラムネ食べきってしまった。

個室が空いてないのね〜、今。

無駄な個室使ってない〜?

あのやたら個室を勧める看護師さんのせいだろうな。同室は辛いけど、断ってよかったとは思っている。この病棟では、個室は母子同室のためのものだ。

そうしないと、周りが迷惑だ。

どいつもこいつも、うるさい奴ばかりだなぁ!隣の人は静か。だけど今日も同室かなぁ、夜中授乳に呼ばれる人。あと、咳ばっかりする人は何で入院してるんだ。理由がわからなくてうるさいと、何でいるんだよ!ってなるから。その人も個室に移るみたいなこと言ってた気がするのになぁ。早く行ってくれ。

 


入院中のヒーロー、宮崎先生。

女の人にときめいたのは、初めてである。

最初の診察ではかなり待たされたし、早口で冷たくて、感じはよくないけど、説明は納得いく先生だな〜みたいな印象だった。

しかし遠くで姿を見た時だったか、そこで思わずトゥンクして、自分におやと思ったのだった。

それからは隣で話す声に耳を傾けたり、声をかけてくれた時にデレている自分がいたりと、何とも不思議な時間を過ごしている。ヘラヘラして話していたからか、昨日話しかけてくれた先生は、笑顔を見せてくれていた。珍しいように見えた。それにあがってしまって、わたしもしばらくヘラヘラした。

あれか、宝塚って未開拓だけどこんな感じなのかなぁ〜と思っている。ちょっと気をつけてみると、声がそれっぽく、男役みたいな発声に近いかもしれない。歩き方も颯爽としている。サバサバしているという表現よりは、男性的というか、優しくないわけではなく、スパッと判断を下すという感じ。ショートカットで小柄だけど、振る舞いがどうも格好いいのだ。どうしてそうなったんだろう、女の人の子宮ばっかり見ていたら、男性化するのだろうか。それとも元々、昔から女子にモテる系の人だったんだろうか。なんて、妄想を進めている。よく少女漫画に登場する、女子にモテる系という言葉。わたしの人生では今まで出会ってこなかった。可愛い子しか印象にない。